ツルヤにお土産を購入に行くのはもはや長野旅行の定番になっていますが、長野県の銘菓メーカーの取り扱いも豊富!しかもツルヤの店舗によって地域のお菓子の取り扱いが違います。
ぜひツルヤのプライベートブランド商品と合わせてチェックしてみてください!
ついでにツルヤヲタク過ぎてそれぞれの店舗でしか取扱いのない限定商品があることも分かったので、合わせて紹介します。
入店後はココをチェック!
ツルヤは基本的に入り口が2か所です。
野菜コーナー側とパン・お惣菜コーナー側です。
商品陳列のレイアウトは基本的に同じだから、
どの店舗へ行ってもスムーズにお買いものできるよ
まずすぐに売り場へ行きたくなるのですが、ツルヤが厳選するお土産を置いてあるのはレジコーナーの後ろや、レジ前の棚にあります。
写真の黄色いマーカー部分ではツルヤの中でもお土産やお中元などにオススメの商品を置いているスペースでレジコーナーの後ろにあるため一度売り場へ行くとなかなか行きにくい場所なのです。
しかも、お土産コーナーにあるけど、売り場には置いてない商品もあるため気づかずに素通りする人が多数!
ツルヤのバイヤーさんが厳選してきた地域のお土産なので、旅行に来た際にはぜひチェックするようにしましょう。
ツルヤ軽井沢店
ツルヤの中でもキングオブキング「ツルヤ軽井沢店」。
広さも商品の量も圧倒的!テーマ―パークですか?ってくらい充実しています。
ここの信州銘菓コーナーももちろん広いです。
ここでオススメはこの3つ!
くるみそば
上田市の銘菓で70年近く地元の名物お菓子として愛されてきたうさぎやのくるみそば。
東信地区(東御市)はクルミの生産日本一で上品な甘さに練り上げられた白餡が、しっとり焼き上げられたそば粉(石臼引き信州産そば粉100%使用)の皮で包まれています。
上にまぶされた“くるみ”が食感と味のアクセント!
しかし、2021年の7月にコロナや工場の老朽化で閉店が決定。。。
まさか、うさぎやがなくなるなんて・・・
地元の人やうさぎやファンは悲しみにくれたのですが、ファンの一人だった同じ上田市で農産物の生産・加工販売を行う「ずくだせ農場」が屋号と事業を継承し、2022年の2月に製造と営業を開始!
今でも前と同じパッケージで、同じ職人さんたちが同じ製法で作っているすごいお菓子なのです!
1本そのまま購入して好きな長さでカットして食べられるタイプがオススメです。
パッケージもレトロでかわいい。
くるみ最中
大ぶりなクルミの形をした最中に中のあんに砕いたくるみが混ぜられています。
あんこは白あん(この色になるまで煮込んで仕上げているそう)
水出し緑茶と一緒に食べたい
軽井沢花豆ようかん
長野県と群馬県にまたがる浅間高原で育てられた紫花豆を使って作ったようかん。
つるっとなめらかな舌触りがおいしい。
個包装なので山登りの時の行動食にも使えます!
軽井沢限定商品
軽井沢店は一番ツルヤが力を入れている店舗の為、ここにしか取り扱いがない商品もあります。
ヤッホーブルーイング
ツルヤが激推しする軽井沢に本社があるヤッホーブルーイングのクラフトザウルス3缶セット。
ヤッホーブルーイングのビールはこだわりもすごいですが、パッケージがかわいいのでお土産にもピッタリです!
水曜日のネコがオススメ
信州ハム軽井沢工房
信州ハムはどこのツルヤでも取り扱いがあり、どこでも信州軽井沢シリーズが購入できるのですが、軽井沢店は「軽井沢工房」の商品の取り扱いがピカイチ!
BBQやちょっと贅沢したい時にぜひ!
永井農場
チーズのコーナーにも軽井沢店限定が!
東御市の「永井農場」のモッツァレラチーズが販売されています。
つきたてのお餅のようなチーズが人気の商品。
軽井沢店へ行ったらどこでも買える全国メーカー品ではなく、信州のこだわりメーカーのを選んでみてくださいね。
ツルヤ茅野店
関東山梨方面から一番近いのが茅野店で店内が広く見やすいです。
軽井沢店ほど混んでいないので、ゆっくりお買い物ができます。
茅野店は諏訪や八ヶ岳のお土産推し!
ただし、中をよく見ると「あれれ?長野県で作ってない?!」ものもあります。
そこで茅野店で選んだものはこの2つ
ナッツが好きなので、無意識にクルミを選んでいました(笑)
こういう小分けのおやつは山登りでもパクッと食べられてバラマキ土産にもなるので便利でついつい買ってしまいます。
くるみやまびこ
長野県を代表する銘菓でもある「くるみやまびこ」!
小麦粉も長野県産、使っている牛乳も長野県産。
長野県がお菓子になったと言っても過言ではないです。
濃厚キャラメルにクルミのザクザク感とクッキーのサクサクがベストマッチして、正直1つじゃ全く物足りないお菓子。
ハーフサイズや7年の長期保存も可能になった「くるみやまびこロングライフ」やさらに高級なくるみやまびこ「くるみやまびこ蒼銘」なんて商品も実はあります。(ツルヤではハーフとレギュラータイプが売っていました)
ふたうみの月
諏訪湖に浮かぶ月をイメージしたお菓子「諏訪の月」を出しているお菓子メーカーヌーベル梅林堂が姉妹都市東伊豆町のお菓子屋さん”甘味しるこや”とのコラボ商品。
ニューサマーオレンジピールが入って柑橘系の爽やかな味が楽しめるので、夏にはぴったり!
オレンジピールが入っていておいしい!クルミの食感と周りのクッキー生地のサクサク感で軽く食べられるおやつです。
パッケージがもっとかわいかったら絶対もっと人気になる!
茅野店限定商品
茅野店では、日本酒メーカーが多い諏訪市の隣だけあって諏訪のお酒も豊富です。
デリカのコーナーで販売されている「石釜クルミ&レーズン」パン。
周りがかため、中はふんわりのぱんにクルミとレーズンが入っているハード系のパンです。
茅野店でしか見かけたことがなく、昼以降に行くと売り切れていることも多いパンなので、見かけたときは即購入しているパンです。
近くのツルヤにないから、茅野まで買いに行ってます!
ツルヤなぎさ店
松本にあるなぎさ店は駐車場が広いです。
店舗自体はそこまで新しくないですが、周辺の商業施設もあるのでここ1か所であれこれ済みそうです。
松本と言えばやっぱり「開運堂」です。
名前も縁起がいいのでお手みやげにもピッタリ!
なぎさ店では「松本の城」「有明の月」を購入!
有明の月
バターをたくさん使った生地で、ふんわり・モチモチの軽い食感。
お饅頭なのにバターがたっぷり入っているので洋を感じる新しいお菓子です!
パッケージが新しくなり常念岳がデザインされたものになりました!
絶対新しい方がいい!
松本の城
袋を開けてまずびっくりなのが、黒いお饅頭が出てきたこと。
調べてみると松本城(カラス城と言われている黒いお城だから)をイメージしてるので、ココア風味の皮になってるとのこと。
そして中の餡が薄いピンク色にもまたびっくり。
コチラは松本城にかかる赤い橋(うずめ橋)をイメージしてるとのことで、お土産に買って帰ったら松本を思い出しそうな素敵なお菓子です。
松本市で観光するなら浅間温泉がオススメです!▼
ツルヤ小布施店
葛飾北斎最高傑作「八方睨み大鳳凰図」がある岩松院の近くにあるツルヤで、近所には人気のジェラート屋さんTWELLもあります。
こちらはレジ後ろの地域のお土産コーナーにたくさん置いてありました!
小布施と言えばこちら!
オブセ牛乳
オブセ牛乳を使って作ったオブセ牛乳キャラメル~!
このほかにもスコーンやまんじゅうや牛乳寒天などもあります。
牛乳まんじゅうは優しい甘さでキャラメルと合わせてオススメです。
ちなみに、ツルヤの中でも小布施店限定のオブセ牛乳商品がこちら
瓶のオブセ牛乳です!
オブセ牛乳の取り扱いは他店でもありますが、瓶が置いてあるのは小布施店だけです!
小布施町の小学校では小布施牛乳が出てくるらしく、うらやましい!
上田市だったわたしはメイト―の瓶でした。
こぼすといけないので、駐車場で久しぶりの牛乳を一気飲み。
濃厚でおいしいです。
オブセ牛乳の牛乳は低温殺菌で15分かけて殺菌しています。
手間がかかるため大量生産できないですが、地域の子ども達の健康を支えている信州のメーカーさんです!
ツルヤ広丘店
塩尻にあるツルヤ広丘店。
新しくできた店舗で広いです。
広丘店は隣に無印良品があり、便利で良く行ってしまう店舗の1つ。
なぎさ店同様に開運堂コーナーが地域のお菓子として常設されています。
広丘店となぎさ店はレジ後ろのサービスカウンターがあるわけではなく、パンコーナー横がサービスカウンターになっているので、レジ前が地域のお菓子コーナーになっています。
軽井沢店や茅野店より狭いですが、場所は見つけやすくなっています。
りんごどらやき
広丘店で出会った開運堂の「りんごどらやき」が衝撃的なおいしさでした!
どら焼きはあんこ一択だろうと思っていたのですが、なぎさ店にはなかった「りんごどらやき」が広丘店にはあったので購入。
実際に食べてみるとリンゴのシャキシャキ感がありながらジャムのようなトロッとしたりんごも味わうことができるお菓子でした。(すりおろしのりんごと角切りのりんごを入れてるからみたい!)
調べてみると期間限定の6月から9月頃までの限定商品でした!
おいしいし、りんごを使っていて信州らしいお菓子なので、夏のお土産にはぴったり。
見かけた人は絶対購入した方がいい!
ツルヤ穂高店
2022年6月23日に安曇野地区に初出店したツルヤ!
今まで東信と長野市・松本市までだったのですが、安曇野にもツルヤがやってきたーー!とオープンした日はめちゃくちゃ地元の人が駆けつけて激混みだったそうです。
わたしは、そろそろ店舗が落ち着いたかな?と思い7月に行ってきました。
茅野店や広丘店のように広々とした店内でお土産コーナーはレジ後ろにありました。
チーズのきもち
安曇野の老舗お菓子メーカー「あづみ野菓子工房 彩香」のチーズのきもちがオススメ。
長野県産の卵に小麦粉米粉を使ったサクサククッキーで、濃厚チーズがたまらない上品なお菓子。
紅茶やコーヒーにも合いそうなので、和菓子よりも洋菓子派の人にもオススメです。
これはうまい
約100年前の大正時代に創作された開運堂のくるみ饅頭。
かなり変わった名前ですが、これを食べた多くのお客様から「これは旨い!」と大評判になり、それがそのまま菓名「これはうまい」になったらしいです。
ですが、個人的には正直「別に買わなくてもいいかなぁ」という感じの普通のくるみ饅頭でした。
これ買うならりんごどらやき買った方が絶対いいです。
穂高店限定商品
穂高といえば北アルプス。
北アルプスといえば大雪渓!ということで安曇野に蔵元がある山の酒大雪渓です。
穂高店は大雪渓の専用コーナーがドーン!
めっちゃ充実してます。
ツルヤ赤穂店
ツルヤは東御市に本社がある為長野県の南の方への出店がなく(工場直送が距離がある為厳しいみたいです。byツルヤ本社勤務の父を持つ高校の同級生より)最南端は駒ヶ根市の赤穂店です。
赤穂店は個包ないお菓子だったので、今回は店舗内にある伊那市の和菓子屋さん「あかはね」さんのお菓子をご紹介します。
もちパイ
南信州の人がこよなく愛するお菓子といえば「もちパイ」です。
上田にいた頃はさっぱり知らず、南信地域へ転職したことをきっかけに職場で出てきたおやつが「もちパイ」でした。
もちパイ?なにそれ?
飯田市では船橋屋のもちパイが有名らしく、出来上がりの時間を見計らって買いに行く人やもちパイ予約なることをして買いに行くらしいです。
大福をパイで包んだおかしなのだ!
長野県の中でも知ってる人はほぼいないと思われるマイナー銘菓「もちパイ」。
サクサクのパイ生地の中には大福が丸ごと入っているインパクトもあるお菓子。
結構おいしいので南信州へ来たらぜひ。
かなりおいしいので、もっと広がったらいいのに・・・と思うお菓子です
くずバー
夏でも溶けないアイスとしてよく購入している人がいる「くずバー」葛餅などに使われるくず粉を使ったアイスバーです。
プルプルになっていて、アイスのような冷たい感じがない不思議なアイス。
あかはねさんではいろんな味のくずバーがあったので見かけた際はぜひ買ってみてくださいね。
まとめ
よく行くツルヤから初めて行ってみたツルヤまで色々巡りましたが、店舗によってその地域の食品メーカーさんのものを取り扱っていて地域色を見つけられるのが面白いです。
同じ長野県でも、それぞれの地域のお土産が違っていて他の店舗も行ってみたくなりました。
最北端の飯山店や長野市はどんなお土産があるのだろう・・・とワクワクしました。
ツルヤのお土産コーナーぜひチェックしてみてくださいね。