皆さんは集めていますか?登山に行った時に山小屋などで購入できる山バッチや手ぬぐい。
山から唯一持って帰ってこれるのが山小屋で買った山グッズたちですよね。
今回は山登りの度に少しずつ買って集めてきた山グッズたちを紹介します。
もともとコレクター気質のあるわたしは「絶対買い始めたら際限なく買っちゃいそう~」と思い1年くらいは素通りするようにしていました。
しかし、徐々に登れる山が増えると山小屋へ立ち寄る機会も増えてきて、見えちゃうんですよね、かわいい山グッズ達が!
もう素通りできない!!!なにこれかわいすぎ&かっこよすぎ!
ということで簡単にハマりました。
そこからは沼です。
お金が足りなくて買えなかった山には別の日に登って買いに行ったり、天気が悪くて眺めがなくても小屋で手ぬぐいが購入できればオールオッケー!なんて山行もあります。
そんなわたしの山お土産をひたすらに紹介します。
書き始めたらめちゃくちゃ長くなっちゃので今回は北アルプス編です。
オーレン小屋で山バンダナを買ったのが沼の始まり
第2弾の八ヶ岳編はコチラ▼
北アルプスで買ったグッズたち
素敵な小屋が多いので、その分山バッチや手ぬぐいなども種類が豊富なところが多いです。
購入するのは1つに厳選しないと、お金がいくらあっても足りません!(笑)
早速山別で紹介していくよー!
槍ヶ岳
富士山と槍ヶ岳が見えるか山頂で探してしまうほど日本の山の中で永遠の憧れ。
それが槍ヶ岳ですよね。
行程も長いし、わたしもソロで登っていたのでいつまでも憧れのままでしたが、数年前にようやく登りました。
上高地から登るのが定番ルートですが、「別のルートで登りたいなぁ」と思ったわたしは新穂高ルートで双六山荘で1泊して西鎌尾根を歩くルートで登りました。
歩いたことない人はぜひ!尾根歩きが最高だよ。
双六山荘から少し登ると早くも目的の槍ヶ岳が見えてきて見ながら歩ける幸せで何枚も写真を撮りました。
ホント最高なルートです。
高山へ登るときの高山病対策をまとめてあるよ!
燕岳
北アルプスの女王様燕岳。
中房温泉口から約4時間で燕山荘まで到着すると目の前に見える白っぽい岩と砂浜みたいな道が続く美しい山です。
山も良いけど、小屋も素晴らしい。
山界の中でもトップの山小屋グループが燕山荘グループで、規模もサービスもとにかく良いので泊まったことない方はぜひ!
燕山荘の河地さんや大天荘のさかきさんの優しいスタッフブログを読むのがすき
蝶ヶ岳
頑張って登ってよかった―!と間違いなくなる山それが蝶ヶ岳。
山頂の眺め素晴らしいので何度も登りに行きたくなる山です。
小屋泊と日帰りでしか登ったことがないので、平日にテント泊したいなぁと思っています。
延々に見ていられる景色!
ちなみにこんなものまで飾っています。
蝶が岳ヒュッテのお弁当の包み紙!
常念岳の山頂でお昼の時に開けたら、とってもかわいかったので、大事に持って帰ってきて額に入れて飾っています。
かわいくない??
常念岳
蝶から槍へ縦走した時に登った常念岳ですが、蝶からこんなに下るの?ってくらい下に落とさされてそこからじわじわ登ります。
ただ、眺めは最高なので疲れずに登れたので常念岳も大好きな山です。
山頂へ行ったらちょっと曇ってきて小屋へ降りる途中まで雨が降ったので、次回は快晴の時に常念小屋でテン泊したいなぁと思います。
常念小屋も槍穂が見えて良さそうな立地でした。
爺ケ岳
ソロ登山で登り始めた頃に登った爺ヶ岳。
とても登りやすくてよかった山のひとつで、初めは針ノ木や蓮華岳を見ながら登り、徐々に針ノ木サーキットの山々を見ながら登れる楽しいルートです。
種池山荘まで上ると眺めが一気に開けて爽快。
そこからは稜線歩きがはじまります。
この頃はまだバンダナを集めていた頃だったので、手ぬぐいや山バッチのチェックまで出来ておらず、持っているのは種池山荘で購入したバンダナだけです。
鹿島槍がまだなので、縦走の時にちゃんとチェックするつもりです!
白馬岳
わたしがソロテン泊デビューした白馬岳。
白馬大池までの急登で熱中症気味になりながら登ったのですが、砂漠のオアシスのような白馬大池や、小蓮華山からの稜線歩きは特に最高でした。
白馬はお花畑だと本によく載っているのですが、本当に素敵な山です。
雷鳥がプリントされたかわいい手ぬぐいです。
たまにある綿100%ではない、麻との混合手ぬぐいです。
ちょっと硬めで水をすぐに吸ってくれないので、ちょっとわたしは苦手なタイプの手ぬぐい。
他にも数種類あったので、他は綿100かもしれません
涸沢
「涸沢の紅葉を見ずして穂高を語ることなかれ」と言われるほどのスポットです。
山へ登らなくても涸沢まで登るだけの価値はある場所です。
紅葉時期はかなり混みますが、ぜひ行ったことない人は行ってほしい。。
それぞれ涸沢カールとテン場のデザインですが、涸沢小屋の方がかっこいい系・涸沢ヒュッテはかわいいデザイン。
奥穂高岳
長野県と岐阜県の最高峰の山が奥穂高岳。
涸沢からはザイテンの登りは落石も多いのでヘルメットをかぶって下に石を落とさないように気を付けながら登りましょう。
穂高山荘から上はハシゴを乗り越えて写真のような岩の道を進みます。
ジャンダルムが近くなり、景色は最高。
でも、風が強いので防風対策はしっかりして登りましょう。
手ぬぐいはゴリゴリ山小屋の手ぬぐいって感じなのに、バンダナはめちゃくちゃかわいい
涸沢岳
奥穂に登った次の日に北穂へ行く予定だったのですが、風が強くてもしかしたら行けないかも、、、と思いとりあえず涸沢岳まで登りに行きました。
風はビュービューで山頂にいたのは数分だったのですが、朝だったこともあり朝焼けする空と雲海に大迫力の前穂と奥穂がかっこよかったです。
下に見える赤い小屋が穂高山荘
結局小屋まで降りたのに、風が止んで晴れてきたからまた同じ道数分後に登ったんだけどね・・・
北穂高岳
涸沢から奥穂高岳へ登った次の日、無事に風が弱まったので奥壁バンドを通って北穂高岳まで縦走しました。
高度感はありますが、とにかく眺めがすごくて楽しく縦走できました。
そして北穂高小屋のテラスからの槍ヶ岳が超絶かっこよかったです。
今度は北穂高~槍ヶ岳の大キレット超えもしたいなぁ
大天井岳
いつも燕岳までだったので、意を決してその先へ進んだ山行。
燕山荘グループのある大天荘で一泊する予定で宿を予約したらまさかの積雪が数日前に降り一気に心配になりました。
でも、そこまで積雪があったわけでもなさそうなので決行しました。
結果2日とも素晴らしい快晴で雪化粧した北アルプスを大満喫できたソロ登山になりました。
風がすごくて若干手ぶれしていますが、許してね・・・
燕山荘グルーブなだけあって小屋のサービスや食事は最高ランクです。
規模はそこまで大きくないので、わたしは山頂へのアクセスや眺めなど含めて一番好きな山小屋は大天荘です。
夕ご飯の後はランプの灯るJAZZ BARに早変わりします。
朝ごはんにはキッシュと生野菜サラダが出るおしゃれ山小屋
焼岳
北アルプスの中でも登りやすくて人気の焼岳。
中の湯から登って上高地へ下りるコースが楽しいのでオススメです。
コースの紹介は関連記事をどうぞ▼
唐松岳
焼岳と同じく北アルプスの中では登りやすい唐松岳。
八方池までのルートは観光のお客さんも多くてハイキングにもオススメです。
ルートの紹介は関連記事をどうぞ▼
蓮華岳
わたしの中で装備って重要だなぁと勉強になった山行が蓮華岳です。
元々針ノ木サーキットするために扇沢から針ノ木雪渓を登り、針ノ木岳を通って種池山荘まで縦走する予定だったのですが、雨と風で縦走はさすがに怖くなって断念。
ただ、せっかく小屋まで来たので穏やかで登りやすいと教えてもらった蓮華岳だけ登ることにしました。
無心で山頂へ登って無心で小屋まで下山です。
レインは山を始めたときに買ったもので撥水は全くなくびしょびしょになってしまいました。
いつも晴れた日にしか登ったことがなく、装備のお手入れや撥水や濡れた時の着替えなど全く考えていなかったのです。
小屋についても寒いし、着替えはないし、レインはびしょびしょだしで、あのプチ遭難以来の大変だった思い出があります。
下山してすぐに新しいレインを購入し、山用のお手入れ洗剤も購入しました。(笑)
びしょびしょでたどり着き「もう正直二度と来ないな。」と思い手ぬぐいを購入しようとしたら「もう完売しててない」と言われてしまい購入できなかった思い出も・・・
また登って来いってことですね・・・泣
次回は晴れた日に行くぞ!
乗鞍岳
乗鞍には春山登山でしか登ったことがないので、山小屋の手ぬぐいなどがチェックできていないです。
車で行ける観光センター横で登った後でバッチや手ぬぐい購入しました。
のんびり夏山ハイクへ行く機会があればチェックしたいです。
乗鞍高原は春に行くと水芭蕉も咲いていてとってもいい場所なので、山に登らなくてもオススメです!
剱岳
去年ソロでテント泊で登ってきたのですが、涸沢の紅葉もいいですが、剱沢の紅葉もいいです。
何より空いてるし!
剱へ登らなくてもテント泊や小屋泊して別山へ登るとかでも全然価値あります!ぜひ。
映画で見ていた「点の剱」の舞台の山が目の前に・・・と思うと感慨深かったです。
剱沢小屋の手ぬぐいは他のが欲しかったのですが既に完売。
泣く泣く黒いデザイン性の高い手ぬぐいにしたのですが、わたしの苦手な硬いやつでした。
立山
山に登らない人もぜひ行ってほしい室堂。
こんな景色が一切山に登らずに見られるのも魅力。
立山は登りやすいので初心者の方にもオススメです。
小学生も夏は学校登山で登ってるよ
大汝小屋のすぐ上が大汝山山頂です。
〈北アルプスの山小屋〉鏡平山荘
新穂高登山口からのんびり登り、ようやく到着した鏡平は楽園のような素敵な場所でした。
ここで、宿泊したいのをグッとこらえて、双六小屋まで頑張りました。
次は鏡平で1泊したいなぁ
〈北アルプスの山小屋〉槍平小屋
西鎌尾根で槍ヶ岳まで登った帰りに立ち寄った小屋です。
日帰り槍ヶ岳の人は皆さんこのルートで登ってるみたいです。
わたしは遅いので無理だなぁ・・・皆さん健脚!
〈北アルプスの山小屋〉剱御前小屋
剱や別山へ行く途中にある小屋です。雷鳥沢では見えなかった剱岳が小屋まで登ってくると一気に見えるので疲れが吹っ飛ぶポイントです。
まとめ
手拭いは登山に向いています。薄くて軽く乾きやすい。汗を拭うのはもちろん小屋泊でアイマスク代わりに使ったり、枕カバーにも出来ますよ。怪我をしたとき結んで止血に使うなど応用が効きます。ただ山小屋オリジナルの手拭いをつい買ってしまうので無限に増えていくのが悩みのタネです(笑)
— 登山ガイドむらい (@a_murai_mtwork) July 3, 2022
ホントその通り!
長くなったので他の山域は別記事にします。
抑えたつもりでしたが、5000文字越えてしまいました・・・
気軽に行けない山が多く、まだまだ集めきれていないのでゆっくり集めて更新していきます。
第2弾の八ヶ岳編はコチラ▼